10月11日、ノルウェーのノーベル委員会は、今年のノーベル平和賞を、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与することを発表しました。世界に被爆の実相を伝え、核兵器廃絶を訴えてきた活動を高く評価したものです。これまでの被団協の皆さんの、それこそいのちがけのとりくみ、ご活動に敬意を表します。また、都教組も含め、原水爆禁止、核廃絶を求めてとりくんできた市民、労働組合、教職員組合等が被爆者の皆さんとともにすすめてきた活動への激励になるものと受け止めます。これを大きな契機として、日本政府が国連核兵器禁止条約に署名、批准すること、そして、世界における核廃絶に向けた動きが加速されることが望まれます。そのために都教組は、これからも、被爆者の皆さんや意を同じくする皆さんとともに、とりくみをすすめていきます。
学校で、子どもたちが直接被爆者の方から被爆の実相、平和への思いを学ぶ学習がひろがっています。東京の被爆者の皆さんから証言を聞く授業等を行いたいときには、下記、「憲法と平和を守る」フォルダーにある、「東友会」に連絡して、お願いすることができます。また、今も被爆者の皆さんとともに、日本政府に国連核兵器禁止条約に署名、批准を求める全国署名にとりくんでいますので、ご協力をお願いします。